Iotを活用して、猫が過ごす空間を快適に保つ(SwitchBot編)

長い間IT業界にいることもあって、Iotを活用した空間づくりをいろいろ試してみたくなる。最近ではAI音声認識サービス「Amazon Alexa」を利用して、「声で操作する」ことも一般的になってきた。スマホがあれば、外出先からも猫たちがいる空間を快適に保つことができる。
たとえば、今年の猛暑などは命に関わるほど暑かったので、27度を超えたらエアコンを付けたり、帰りが遅くなったときは防犯も兼ねて室内の電気をつけたり。
在宅中でもスマホがリモコン代わりになるので、Iotは毎日活用している。中でもSwitchBot製品は生活に欠かせなくなっている。
Iot家電とは
Iot(アイオーティー)とは、Internet of Thingsの略でインターネットであらゆるモノがつながること。インターネットにつながった家電のことを、Iot家電という。最新の家電じゃないと、インターネットにつながらないと思っている人も多いかもしれなが、古い家電でもIot家電になる。
Iotは、猫が過ごしやすい空間作りに大いに役立つので、わが家では必要不可欠だ。職業柄もあって、スマートホーム化が年々進化し、猫と話す以外にAIと話す機会も増えている。
何はともあれ「SwitchBot ハブミニ」
とにもかくにも「ハブ」がないと始まらない。さまざまなデバイスをつなぐ役割を持つ「ハブ」を、電源とインターネットにつなぐことからスマートホーム化がスタートする。設定は「SwitchBot」アプリを使う。家中のリモコンをこのアプリに登録し、学習させることで、新旧家電が簡単にスマート化できる。
私が使っているのは、2020年に購入した旧型の「ハブミニ」。

現在は「ハブミニ」からアップグレードされた「ハブ2」という最新の商品が販売されていて、湿温度計機能が備わっている。買い替えたい!


「SwitchBot」アプリの画面はこんな感じで、赤外線リモコンをいくつでも登録することができる。古い扇風機も登録してしまえば「アレクサ!扇風機つけて」と声をかけるだけで動き出す。

テレビのリモコンも学習済みなので、スマホがリモコン代わりになっている。
- 「アレクサ!テレビつけて」(テレビとスピーカーが同時にON)
- 「アレクサ!スピーカーの音量さげて」
- 「アレクサ!テレビのチャンネル4にして」
- 「アレクサ!電気つけて」
毎日こんな感じで、声で操作することが多い。
「SwitchBot 湿温度計」で部屋の温度を管理する
前述した最新の「ハブ2」には、湿温度計の機能が備わっている。私が使っているのは旧型の「ハブミニ」なので、湿温度計を別途購入。1つは猫たちが過ごすリビングに設置し、温度管理している。
そしてもう1つの湿温度計は、寝室に置いている。猛暑の時に限って、猫が30度超えの寝室にわざわざ行って寝ていたりするので、そんなときはスマホから寝室のエアコンをONにする。猫が干からびてしまう前に!ちなみに、猫たちが寝室で寝るのは夏の暑いときだけ。冬は滅多に行かない。なぜなんだ!
「ハブ2」を設置したあと、湿温度計を追加するときは、別売りのものを買うとよい。地球温暖化で異常気象が続く昨今では、この湿温度計が猫の命を守ることに役立る。ご老人のいるご家庭でも、こうしたデジタル機器が役立つと思う。

「SwitchBot 指ロボット」で電気スイッチON!
電気のスイッチは物理的に力を加えなくてはならない。そんなときは「指ロボット」だ。17時になったら電気を付けるとか、0時になったら消灯とか、アプリでスケジュール設定もできる。
わが家は、猫が一番よく過ごす部屋に指ロボットを付けている。この指ロボット、見た目に大きくリチウム電池が入ったものなので、フラットな壁にしっかり両面テープで貼り付けないと落ちてしまう。「フラット面にしっかり固定」がコツだ。電気カバーの段差があるので、指ロボットの裏面に100円ショップで売られている耐震マットを切って、フラットにしている。隙間テープでもなんでもよい。
電気のON/OFFはスマホから操作するか、「アレクサ!電気つけて」と音声で操作している。
MARBLE B&Bの玄関照明なども、宿泊客が全員寝静まった頃に指ロボットで操作しているので、わざわざ宿に立ち入って、玄関までスイッチを押しに行かなくてもいい。指ロボットでの電気ON/OFFは、不在時の防犯対策にも役立つ。
将来、もう少し小型化されるといいなと思う。


「指ロボット」というだけあって、小さな指がピョコンと出てくる。かわいい。