茨城県鹿嶋市・神栖市・潮来市 キャットシッター マーブル

ペットカメラで見守りする(TP-Link編)

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以前、空き巣に入られたことがある。犯人は私が車で外出するのを近くから見ていて、家に誰もいないことを確認して侵入した。犯行から1年半くらい経った某日、警察から連絡があり、犯人逮捕を知らされた。前科8犯の常習犯、隣町に住むおじいちゃんだった。

犯人が窓をバールで叩き割り、土足で家に入ってきて家中を漁る一部始終を猫たちは見ていたのかもしれない。猫たちには本当に恐い思いをさせてしまった。割れた窓から外へ逃げ出すこともなく、そして危害を加えられることもなく、じっと私の帰りを待ってた。かわいそうなことをしてしまった。

この事件があったとき、なぜもっと早く室内カメラを設置しなかったのだろうと反省した。当時私は、猫には猫のプライバシーというものがあって、留守中の様子まで監視するべきではないと考えていた。いや、猫にプライバシーなんてあるかい!猫のプライバシーより安全!何かあったあとでは、取り返しがつかないのだ。そして、室内カメラがあれば、犯人逮捕はもっと早かったかもしれない。

この事件があってすぐセコムを契約し、室内カメラを設置し、防犯を強化した。あまりカメラだらけになるのも息苦しいが、猫たちに何かあったときにすぐ対処できるよう、カメラは必要だと判断した。室内カメラを設置したことで、留守中は安心感を得ている。

もくじ

室内カメラを設置する

室内カメラは、安いものだと3000円前後で購入できる。動画保存用のmicroSDカードは32GBが1000円程度。外出中もスマホで猫たちの様子が見れるので安心だ。SDカードが入っていないと動画が録画されないので、必ず入れておく。動画は古いものから上書きされていく。

この写真は私が入院中、知人にキャットシッターをお願いしたときのカメラの映像。ねじくんがごはんをねだって、キャットシッターさんの足にスリスリしている。留守中、キャットシッターさんは猫たちをとてもかわいがってくれて、おもちゃで遊んでくれている様子を涙ながらに病院のベッドから見ていた。本当にありがたかった。

カメラを通して声をかけることもできるが、猫たちが「どこにいるの!」と声のするカメラに近づいてきては私の姿を探してしまうので、声をかけたい気持ちをぐっと我慢して眺めるだけに徹している。

最近では自動給餌器にカメラが付いたものが販売されているが、カメラをごはんのお皿に向けておくだけでも、ちゃんとごはんが減っている様子がわかるので便利だ。

室内カメラについて

TP-Link Tapo C100/A

TP-Link Tapo C100/Aは、画角固定。スマホから首振りの操作はできないので「もっと上の方を見たい」と思っても、視界を動かすことはできない。しかし、最低限の機能は備わっているので、家でもこれを使っている。

TP-Link Tapo C210/A

上位モデルになると、パン・チルト機能搭載でスマホから首振り操作ができる。以下のTapo C210/Aは横360度ぐるっとカメラが回る。タテも114度まで動かすことができるので、キャットタワーの上から下まで見ることができる。ただ、スマホでカメラを操作すると「ウィ〜ン!ウッ!ウッ!ウィーーーン!」と結構な電子音がするので、猫たちがびっくりしてカメラに釘付けになるため、実際にはあまりパン・チルト機能を使うことはない。

ということは、安価な下位モデルでもいいのかもしれない。解像度もC210/Aの方がいいけど、スマホで見るだけなら、C100/Aで十分。

スマホアプリ「Tapo」で操作する

室内カメラはすべてTP-Linkで統一しているので「Tapo」というアプリを使って管理している。すべてAlexaに対応しているので、「アレクサ!リビングのカメラ見せて」など、声で室内の様子を見ることができる。

Tapoアプリ画面

Amazon echo show

Amazon echo showを使うことで、外出先から室内の様子を見ることもできる。ただ、echo showは動画保存用のSDカードを入れるスロットがないので、リアルタイム映像を見るだけ。カメラの角度調整もできないので、室内カメラとしてはほとんど使っていないが、セールのときに2,980円だったので思わず買ってしまった。カメラを使わないのであれば、カメラカバーをしておくと安心だ。

「アレクサ!」と声をかければ、時間や天気を教えてくれるし、Spotifyの音楽も音声で流してくれるので、便利に使っている。

室内カメラを使わないとき

室内カメラは常にインターネットに接続されているので、「見られている」と意識するとなんだか落ち着かない。アプリでは「プライバシーモード」の設定機能があり、有効にするとカメラ映像が見れなくなり、録画もストップする。

それでもレンズは常にこちらを向いているので、気になるときはカメラの前に何か置くなどして、物理的にカメラのレンズ部分を塞いでおくと安心だ。電源を抜いてしまうのが一番安心感はあるが、いざというときにカメラの起動から時間がかかる。

以前使っていた室内カメラは、操作していないのに深夜カメラが勝手に動くことがあった。安いという理由だけで買った中国製の室内カメラ、気持ち悪いので使用を止めた。SwitchBotやTP-Linkも中国メーカーだが、大手企業なのでそこは割り切って使用している。

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