【ペットシッター士】認定試験、受験しました
2024/2/3、ペットシッター士認定試験当日。12/1に通信講座コースの受講申し込みをしたので、約1ヶ月半の間、動画とテキストを併用しながら勉強を続けてきた。
試験は11時開始なので、早めに家を出たら9:00前に到着してしまった。しかし、合格率90%以上の試験に寝坊して不合格になるよりはずっといい。
現在の茨城に移住する前は阿佐ヶ谷で暮らしていたので、中村橋は馴染みの町だった。阿佐ヶ谷駅と中村橋は、まっすぐ南北にバスが通っている。久しぶりに中村橋に降り立って試験会場の日本ペットシッター協会へ。ピンクの看板が目印だ。

試験開始から1時間以上前に到着したが、ドアを開けると中へどうぞと言っていただいたので、2階の教室へ。今日の受験者は私を含めて3名だった。
いざ、試験開始!
試験開始は10時。試験終了は11時。
○×問題は添削問題で提出、返送済みの例題がいくつかを除いてほとんどそのまま出題された。80問○×記入したところで20分経過。最後にペットに関する論文を800字以内で自由に書く。これも添削問題で一度提出、返送済みだった文章を、改めて記入。論文も20分程度で書き終えた。残り20分あったが、少し見直しをして早めに部屋を出た。
動画やテキスト3冊読み返すなど、結構時間をかけて勉強してきたが、試験問題はほぼ添削問題の内容だった。試験当日は念のためテキスト3冊持ち込んだが、見返すことはなかった。
ペットに関する論文について
添削問題と小論文を提出したのが2024/1/10だったので、ちょうどその頃話題になっていた航空機へのペット同伴搭乗について書いた。年明けすぐ、羽田空港でJALと海上保安庁の航空機が衝突炎上する事故があり、そのときに貨物室に預けられていたペットは2匹、どちらも猫だったというニュースを見かけた。
海外の航空会社では珍しくないペット同伴搭乗、日本はとても遅れていて「ご家族の一員であるペット」と謳いながら、空調のない貨物室で運ばれる命について思うところがあり、論文にした。
添削問題と一緒に論文も添削されて返送されてきたので、それをそのまま本番でも書いた。
試験結果について
合格率90%以上のペットシッター士、不合格の10%が気になる。寝坊して受験日に来なかった人以外は全員合格かというと、そうではないらしい。不正解が多く不合格になる人は普通にいるという。そういう人は再試験(有料)がある。
1〜2週間すると合格証が届くというので、楽しみに待つ。
申し込みから約2ヶ月、犬猫についてよく勉強した。キャットシッターを目指しているので、猫のことだけ勉強できればと思っていたが、犬についての学びも楽しかった。リスやうさぎなどの小動物についても学んだ。そしてなにより、わが家のねじくんばおくんのことをこれまで以上に理解できたので、自分にとっても有意義な時間だった。
試験会場に掲示されていた新聞記事より転載

東京新聞 2016年(平成28年)10月15日(土曜日)より転載
遊々ライフ「わんにゃんここが変!?」ペットのシッター
依頼受けてお世話代行
自宅を留守にするとき、仕事や家庭の事情でペットの世話ができないとき、ペットホテルや身近な人に依頼することが多い。困っているとき、頼りになるのがベットのシッターの存在だ。NPO法人日本ペットシッター協会長松定一さん(72)に聞いた。
同協会は1997年にペットシッター協会として設立され、2009年にはNPO法人化。現在、ベットのシッターの関係団体が数十ほどもある中で、古参といえる存在だ。
「私は14年間、主に北アフリカで生活してきたので、近隣のフランスやイタリアなどヨーロッパ諸国のペット事情を見聞し、これからは日本でもペットのシッターが必要になるのではと感じていました」
動物好きの女性たちのため、意義のある仕事にもなるとして、協会が設立されたという。ペットのシッター養成講座をつくり、協会が独自に認定する「ペットシッター士」として、すでに数多くを輩出。この中にはペットと飼い主の心の懸け橋として活躍依頼受けてお世話代行している人が多い。
「講座では一週間の通学力リキュラム、または半年以内の通信講座などを受けてもらいます。犬や猫のみならず小動物の習性、接し方、蝶、健康管理から、動物愛護法など営業関係などの法律関係を学び、最終日には試験を行っています」
「もともとは女性の職業選択の幅を広げたい、という目的だったのですが、最近では男性も増えました」
二年ほど前まで、受講生は女性が九割、男性が一割ほどだったが、最近では男性が四年割くらいまで増えている。年齢も30代から60代くらいまでと幅広いが、特に若い世代が増加傾向にあるという。
修了者には、スクーリングなどの形で支援体制を継続しているという。「ペットにも飼い主さんにも信頼される存在。それがペットのシッターといえます」長松さんは結んだ。詳細は同協会のホームページから。
東京新聞 2016年(平成28年)10月15日(土曜日)
(主水まり=ライター)